A CASE OF LIPOSARCOMA ARISEN IN THE MESENTERY
Autor: | Toshihide Imaizumi, Takao Machimura, Kyoji Ogoshi, Shoen To, Masanori Ishii, Hiroyuki Kashiwagi, Hiroyasu Makuuchi |
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Rok vydání: | 2004 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 65:3056-3060 |
ISSN: | 1882-5133 1345-2843 |
Popis: | 脂肪肉腫は下肢,後腹膜に好発する腫瘍で,腸間膜原発は稀である.今回われわれは腸間膜原発脂肪肉腫の1例を経験したので報告する.症例は42歳男性で便通異常,腹部膨満感を主訴に来院した.下腹部に弾性硬で圧痛と可動性を有する小児頭大の腫瘤を触知した.腹部超音波では骨盤内に隔壁を有する一部充実性の14×11×7 cm大の嚢胞性腫瘤を認めた.血管造影では上腸間膜動静脈の進展,圧排のみで腫瘍濃染は認められなかった.入院後,腹痛が出現し腹部CTで腫瘤の増大と高吸収域を認め,嚢胞内出血の診断で緊急手術を施行した.腫瘤は回盲部を中心に回結腸間膜内に存在し,赤褐色で嚢胞内に凝血塊が充満していた.腫瘤の可動性は良好で容易に後腹膜から剥離できた.腫瘤切除および回結腸切除を行い腫瘤は完全に摘出された.病理組織検査では線維芽細胞への分化を一部伴う高悪性度の脱分化脂肪肉腫と診断された.術後1年9カ月現在,再発は認めず健在である. |
Databáze: | OpenAIRE |
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