A Case Report of Intramesosigmoid Hernia Treated with Laparoscopy
Autor: | Michiaki Watanabe, Takenori Hada, Atsuo Shida, Tomotaro Shinoda, Tatsuya Yoshida, Yoji Yamazaki, Takeshi Kurihara, Norio Mitsumori, Susumu Kawano |
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Rok vydání: | 2003 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 36:309-313 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
DOI: | 10.5833/jjgs.36.309 |
Popis: | 68歳の男性. 下腹部痛, 悪心, 嘔吐を主訴に受診し, 開腹歴のない初回腸閉塞の診断で入院した. 絞扼性イレウスの徴候なくイレウス管を挿入し保存的に経過観察した. イレウス管造影では, 左下腹部に閉塞部位が確認され. 保存的な治療で腸閉塞は解除されないために内ヘルニアや炎症性癒着を疑われ, 15日目に待期的に腹腔鏡下イレウス解除術が施行された. S状結腸間膜外側葉に欠損部があり, ここより腸間膜内に小腸が約10cm陥入していた. 腹腔鏡下に嵌頓した小腸を整復し, ヘルニア門を縫合閉鎖した. 腸管切除は施行しなかった. 本邦ではS状結腸間膜ヘルニアは本症例で59例目であり, 外側葉欠損型としては8例目の報告である. この貴重な症例に対する腹腔鏡下ヘルニア整復術の経験を報告するとともに内ヘルニアに対しても積極的に腹腔鏡を使用することを提言したい. 今後は内ヘルニアを含めた腸閉塞に対しての腹腔鏡下手術の適応の確立が急務である. |
Databáze: | OpenAIRE |
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