LAPAROSCOPIC RESECTION OF A RETROPERITONEAL MUCINOUS CYSTADENOMA-A CASE REPORT

Autor: Tatsuya Miyazaki, Hideyuki Ishida, Toru Ishiguro, Norihiro Haga, Hiroyuki Kuwano, Keiichirou Ishibashi, Shinji Itoyama
Rok vydání: 2011
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 72:2134-2138
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 腹腔鏡下に摘出した後腹膜粘液性嚢胞腺腫を経験したので報告する.症例は45歳,女性.33歳時に後腹膜嚢胞性病変に対し,2回のエタノール注入療法を受けた.今回,左背部痛とともに嚢胞性病変が再度増大してきたため,当科受診となった.腹部CTおよびMRI検査では,左後腹膜に周囲との境界が明瞭な13.5cm×9.5cm大の嚢胞性病変を認めた.良性後腹膜腫瘍の診断のもと,腹腔鏡下腫瘍摘出術を施行した.腫瘍を縮小させるためトロッカーから吸引管を用いて内容液を十分吸引した後,内容液の流失を防ぎ,牽引をかけるため切開部をミニループリトラクターで閉鎖し切除摘出した.病理組織学的検索では,嚢胞の内面は粘液を産生する高円柱上皮で覆われており,粘液性嚢胞腺腫と診断された.術後17カ月の現在,再発の徴候を認めていない.
Databáze: OpenAIRE