Clinicopathological Study and the Therapeutic Plan of Early Colorectal Cancer
Autor: | Kazuo Shirouzu, M. Fujiyoshi, Hiroharu Isomoto, Tatsuhisa Morodomi, Yutaka Ogata, K. Nakagawa, Teruo Kakegawa, Joji Hayashi, Yasumi Araki |
---|---|
Rok vydání: | 1991 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nippon Daicho Komonbyo Gakkai Zasshi. 44:415-425 |
ISSN: | 1882-9619 0047-1801 |
DOI: | 10.3862/jcoloproctology.44.415 |
Popis: | 早期大腸癌114例,116病変を対象に臨床病理学的および治療法別の検討を行い,治療方針の設定を試みた.内視鏡的ポリペクトミーは,20mm以下の隆起型が主体を占め,11mm以上のsm癌では断端(+)の理由で追加切除となる症例が多かった.リンパ節転移率はsm癌全体では7.1%(3/42)であったが,脈管侵襲陽性例では22%(2/9),簇出陽性例では25%(3/12)と高い傾向がみられた.現時点では,術前に転移の危険因子を正確に把握することが難しい点を考慮し,下部直腸では,治療を含めた経肛門的局所切除による組織学的検索を優先することが重要と考えられた.したがって治療方針は,経肛門的局所切除可能な下部直腸病変とそれより口側の病変に分けて検討し,sm癌の場合の追加切除の基準は(1)高分化以外の腺癌,(2)脈管侵襲あるいは簇出陽性,(3)smへの中等度以上の浸潤と考えている. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |