Closure of Reconstructed Gastric Tube-Right Main Bronchial Fistula after Operation for Esophageal Cancer, with Transposition of a Pedicled Pectralis Major Muscle Flap. Report of a Successful Surgical Therapy Case

Autor: Hajime Saitoh, Makio Mike, Shichisaburou Abo, Masaji Hashimoto, Kazuo Tenma, Keiichi Izumi, Michihiko Kitamura
Rok vydání: 1995
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 28:1819-1823
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.28.1819
Popis: 胸部食道癌術後, 後縦隔経路再建胃管-右主気管支痩が発生した症例に対し, 有茎大胸筋弁による痩孔閉鎖術を施行し治癒しえた症例を報告する. 患者は63歳の男性, 胸部中部食道癌に対し1993年7月14日, 胸腹部食道全摘, 3領域リンパ節郭清, 後縦隔経路食道胃管吻合術を施行した-第13病日, 術後透視にて異常なく経口摂取開始となったが, 咳嗽が激しく経口摂取困難, また誤嚥性肺炎を合併. その後, 絶食, 中心静脈栄養, 経腸栄養を実施していたが, 第120病日, 食道造影にて胃管気管支痩を確認, 12月21日, 有茎第3肋間筋弁を用いた痩孔閉鎖術を施行したが, 術後膿胸を合併, 第40病日に胃管気管支痩の再発を確認. 当科に転院後, 1994年3月14日, 有茎大胸筋弁による痩孔再閉鎖術を施行. 術後経過良好, 気管支内視鏡, 食道内視鏡にて治癒を確認, 現在外来加療中である. 本症では, 術後経過, 内視鏡所見, 術中所見より胃管自動縫合器縫合線部循環障害が痩孔形成の原因と考えられた.
Databáze: OpenAIRE