The Impact of Calcipotriol-based Topical Combination Therapy on Health-related Quality of Life in the Patients with Psoriasis Vulgaris
Autor: | Ikumi Takai, Tetsuya Moriue, Chieko Sadahira, Yasuo Kubota, Kouzou Nakai, Kouzou Yoneda, Michiko Noda, Yoshie Matsuoka, Michi Masada, Junko Katsuura |
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Rok vydání: | 2005 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nishi Nihon Hifuka. 67:397-403 |
ISSN: | 1880-4047 0386-9784 |
DOI: | 10.2336/nishinihonhifu.67.397 |
Popis: | 尋常性乾癬患者17例を対象に,カルシポトリオール軟膏とプロピオン酸クロベタゾール軟膏を用いた12週間の外用連続療法を実施し,その臨床的有用性を症状スコアと患者QOLの両面から評価した。外用連続療法の導入期では両剤を1日2回併用塗布し,続く移行期では平日はカルシポトリオール軟膏のみを,また土・日は両剤を各々1日2回併用した。維持期ではカルシポトリオール軟膏の単独塗布を行った。12週後の観察終了時の治療ステージは,維持期12例,移行期5例であった。皮膚症状の評価はPASIスコアから顔面・頭部を除いた準PASIスコアとVASによる患者サイドの評価を併用した。QOL評価はSF-36日本語版ならびにFinlayらのDermatology Life Quality Indexを基に作成した質問票(DLQI-base)を用いた。治療開始時24.6であった準PASIスコア平均値は導入期終了時には6.5となり74%の低下を示し(p<0.001),その後も経時的に減少して,維持期の観察終了時には2.2に低下した(baselineから91%,p<0.001)。また治療開始時8.8であったDLQI-base合計スコアは観察終了時には2.8となり(p<0.001),特に「症状・感情」面での改善が顕著であった。一方,包括的健康関連尺度であるSF-36を用いたQOL評価では,精神的健康度に関する「活力」と「心の健康」の面で有意に改善した(各々p=0.037,0.022)。副作用は軽度の刺激感1例のみで,血清Ca値の異常変動はみられなかった。尋常性乾癬に対する今回の外用連続療法は,皮膚症状を速やかに改善すると共にその後の寛解維持が良好で,患者QOL評価でも主に精神面での改善をもたらすことが示唆された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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