ANALYSIS OF CASES REQUIRING VENTILATION FOLLOWING SURGERY UNDER GENERAL ANESTHESIA

Autor: Akiko Umemura, Yoshihiro Endo, Yu Suzuki, Akira Umemura, Michihiko Kitamura, Kaori Shibuya, Takehiro Tanimura
Rok vydání: 2009
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 70:23-27
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 目的:外科重症患者の人工呼吸管理の現状や質を論じる報告は少ない.当科の人工呼吸管理症例を分析し,人工呼吸器関連肺炎(VAP)発生率を算出したので報告する.方法:対象は2004年11月から2007年7月までの全身麻酔手術症例1,393例のうち手術直後から人工呼吸管理を要した69例で,症例を待機手術群と緊急手術群に分け,人工呼吸器装着率,在院死亡率,気管切開率,離脱率,再装着率,人工呼吸期間に及ぼす因子,VAP発生率について検討した.結果:全例の人工呼吸器装着率は5.0%,人工呼吸期間は10日間,在院死亡率は10%,気管切開率は23%,術後早期に死亡した2例を除いた離脱率は100%,再装着率は16%であった.群間の比較では装着率でのみ有意差を認め,両群共に70歳以上,手術直後のPaO2/F1O2比が300以下で人工呼吸期間は長期化した.VAP発生率は4.3/1,000レスピレーター病日であった.結論:緊急手術で人工呼吸管理を要する頻度が高く,高齢者や術直後の酸素化低下例で人工呼吸管理期間が長期化した.VAP発生率や離脱率を併せると当科の人工呼吸管理は適切であると結論付けられた.
Databáze: OpenAIRE