A CASE THAT REMOVED PELVIS METASTASIS BY TPE AFTER CECAL CANCER OPERATION SEVEN YEARS LATER

Autor: Haruhiko Chigira, Nobuki Kameoka, Masayuki Hibino, Akio Ogawa
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 67:1911-1915
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は51歳の男性. 7年前に他院で盲腸癌に対して結腸右半切除術(D3)を施行された. por, se, n1 (+), stage III aであった. 2004年11月頃より肛門部掻痒感を主訴に近医を受診した.直腸診で下部直腸前壁に可動性不良の粘膜下腫瘍を触知したため精査となった.直腸・前立腺に浸潤する40×50mmの腫瘍を認めた.経直腸生検では低分化腺癌であった. PET検査では他に遠隔転移は認めなかった.盲腸癌が孤立性転移をしたものと考え骨盤内臓器全摘術を施行した.術中ダグラス窩部腹膜にひきつれを認めたが腫瘍は腹腔内に露出していなかった.他に転移は認めなかった.術後4カ月目に陰茎転移が判明した.その後,再発は認めていない.骨盤内臓器全摘術は過大な侵襲を伴い慎重な手術適応の判断が必要となるが,本症のように根治切除可能なものに対しては積極的外科治療を行うべきと考えられた.
Databáze: OpenAIRE