A Case Report of Hepatocellular Carcinoma Invading the Gallbladder

Autor: Hiroshi Takao, Katsuyuki Kunieda, Shinji Osada, Yasuyuki Sugiyama, Shigetoyo Saji, Jun Sano
Rok vydání: 2002
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 63:1976-1979
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.63.1976
Popis: 非常に稀な胆嚢浸潤をきたした肝細胞癌を経験した.症例は70歳,男性.近医にて慢性肝炎の治療経過中に腫瘍マーカーの上昇を認め精査の結果,胆嚢浸潤を伴った肝S5およびS7の肝細胞癌と判明し,治療目的にて当科紹介された.経皮的門脈塞栓術にて左葉の増大をはかったが効果なく,胆嚢を含め肝部分切除術にて腫瘍を摘出した.病理組織検査にて,低分化型肝細胞癌が胆嚢内粘膜に露出しており胆嚢内出血を認めた.術後3カ月目に両葉多発性に再発を認め,食道静脈瘤破裂により4カ月後に死亡した.浸潤性発育を示す肝細胞癌につき文献的考察を加え報告する.
Databáze: OpenAIRE