Effects of Diene Structure of EPDM on the Cure Rate using Newly Developed Hydrosilylation Reaction
Autor: | Takeaki Kakigano, Masaaki Kawasaki, Masayoshi Ito, Takashi Hakuta, Yoshiharu Kikuchi |
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Rok vydání: | 2006 |
Předmět: | |
Zdroj: | KOBUNSHI RONBUNSHU. 63:257-265 |
ISSN: | 1881-5685 0386-2186 |
DOI: | 10.1295/koron.63.257 |
Popis: | エチレンプロピレンジエンゴム (EPDM) の欠点である低架橋速度の改善を目的とし, ヒドロシリル化反応を利用したEPDMの架橋方法について検討した. EPDMのジエン構造がその架橋速度に及ぼす影響について計算化学解析により検討した結果, ビニル基を有するエチレン・プロピレン・5-ビニル-2-ノルボルネン共重合体 (VNB-EPDM) の架橋反応速度定数は, 内部オレフィンを有するエチレン・プロピレン・5-エチリデン-2-ノルボルネン共重合体 (ENB-EPDM) やエチレン・プロピレン・ジシクロペンタジエン共重合体 (DCPD-EPDM) と比べて, それぞれ約720倍および約2.6×1027倍大きいことが分かった. また, 実測架橋速度の結果, 架橋速度の指標であるPeak Rate (140℃) は, DCPD-EPDMで約0dNm/s, ENB-EPDMで0.004dNm/sであるのに対し, VNB-EPDMでは0.80dNm/sであり, ENB-EPDMに対して約200倍大きいことが分かった. さらに, これらの結果を従来の硫黄, 有機過酸化物による架橋反応と比較検討した結果, Peak Rateは硫黄加硫に比べて約38倍, 過酸化物架橋に比べて約188倍大きいことが分かった. |
Databáze: | OpenAIRE |
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