Results of Continuous Monitoring of Bisphenol A and 4-Nonylphenol Concentrations in Leachate from Final Disposal Landfills

Autor: Kunihiko Saitoh, Hiromi Sakamoto, Hiroshi Fukui, Hidehiro Kaneko, Michimasa Takahashi
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: Journal of the Japan Society of Waste Management Experts. 17:259-270
ISSN: 1883-163X
1883-1648
DOI: 10.3985/jswme.17.259
Popis: 閉鎖後10年以上が経過し, 埋立廃棄物が異なる4ヶ所の最終処分場を対象として, 浸出水に含まれるビスフェノールA (BPA) および4-ノニルフェノール (NP) 濃度の年間を通じた継続モニタリングを行い, 降雨による浸出水量の変動ならびに一般水質項目との関係について調べた。BPAおよびNPの濃度は, 水量の変動がほとんどない定常時にはほぼ一定であるのに対し, 約300mmの大雨後には10倍の増加が認められた。また, BPAは内部貯留を行っている処分場において, 冬季の渇水期にも濃度が増加した。解析の結果, 浸出水中BPA濃度とNP濃度の間には正の相関が認められたが, 一般水質項目とBPAおよびNP濃度の間には共通の関連性が認められず, これらの項目とは変動特性が異なることが明らかになった。プラスチックが埋め立てられた古い処分場では, 大雨後にBPAあるいはNP濃度を調べることにより, 場内の安定度の把握に役立っと考えられた。
Databáze: OpenAIRE