Varietal difference and yearly variation of insoluble and soluble dietary fiber content in the storage roots of sweet potato
Autor: | Katsumi Komaki, Seiji Tamiya, Kenji Katayama |
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Rok vydání: | 1999 |
Předmět: | |
Zdroj: | Breeding Research. 1:143-147 |
ISSN: | 1348-1290 1344-7629 |
DOI: | 10.1270/jsbbr.1.143 |
Popis: | サツマイモの不溶性食物繊維 (IDF) および水溶性食物繊維 (SDF) 含量の遺伝的改良の可能性を検討するため, 31品種・系統を1993年から1996年の4年間にわたり栽培し, IDFおよびSDF含量の品種間差異を調べた. 各品種・系統のIDF含量およびSDF含量の4年間の平均値はそれぞれ4.2%-9.9%および2.0%-5.7%と2倍を超える品種間差異を示した. 次に, IDF含量およびSDF含量の各年度の平均値は4.9-6.2%および3.1-3.5%であった. 分散分析の結果IDF, SDFおよびTDF含量には1%水準で有意な品種間および年次間差異が認められた. 分散分析から求めた遺伝率はIDFでは0.55, SDFでは0.76, TDFでは0.69と比較的高く各種食物繊維含量に関する選抜が可能であることを示唆した. また, 各種食物繊維含量と切干歩合およびIDF含量と上いも収量はそれぞれ1%および5%水準で有意な負の相関関係があった. このことは高切干・多収系統では食物繊維含量は少ないことを示している. 一方, SDF含量は上いも収量と有意な相関がないことから多収で高SDF含量系統の選抜は可能と考えられた. 肉色別では橙色の品種・系統で各種食物繊維含量が高かったが, これは切干歩合が低いことと密接に関連していると判断される. |
Databáze: | OpenAIRE |
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