Pathological study of corpus callosum in ischemic cerebrovascular disease
Autor: | Masanori Tomonaga, Hiroshi Yamanouchi, Masahiro Yoshimura, Hideyo Katsunuma, Takahiko Umahara |
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Rok vydání: | 1990 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nosotchu. 12:97-105 |
ISSN: | 1883-1923 0912-0726 |
DOI: | 10.3995/jstroke.12.97 |
Popis: | 虚血性脳血管障害例における脳梁の病理学的検索を行い以下の結果を得た. (1) 脳梁に限局した梗塞を限局性脳梁梗塞と定義し, 60歳以上老人1,000例 (東京都老人医療センター剖検例) 中21例に限局性脳梁梗塞を認めた.梗塞巣の大きさは1cm (前後方向にて) 程度のものが多かった. (2) Binswanger型白質脳症38例の脳梁につき検討し, 脳梁に限局した小梗塞巣を15例に認めた. (3) ACA梗塞19例 (ACA梗塞+MCA梗塞を含む), MCA梗塞7例, PCA梗塞15例検討の結果, ACA梗塞例では, 大脳半球部の梗塞巣から連続した脳梁部の梗塞を, 脳梁前半部の正中 (左右方向にて) から患側に認める例が多かった.MCA梗塞では直接は脳梁部梗塞を来さないが, 脳梁に二次変性を来す例があったが, その程度は, 皮質病変の大きさと時期を考慮すると軽度であった.PCA梗塞例では, 脳梁膨大部に梗塞巣が波及する頻度は低かった. (4) 生前のMRIにて脳梁部の小梗塞が検出された. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |