CLINICAL AND PATHOLOGICAL ANALYSIS ON GASTRIC CANCER IN THE OLD AND PRACTICAL PLOBLEM IN TREATMENTS

Autor: Michio Eto, Hironaru Fukushima, Seiya Kitasato, Jinryo Takeda, Teruo Kakegawa, Ken Hashimoto, Genyo Katuki
Rok vydání: 1982
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 15:1837-1842
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.15.1837
Popis: 高年者胃癌の特性と治療上の問題点を究明する目的で, 70歳以上の胃癌患者238例を対象として, 臨床的, 病理学的検討を行った.その結果, 1) 高年者胃癌は若年者胃癌と比較し, 性別, 占居部位, 肉眼型, 組織型で特徴的な所見が認められた.2) 臨床検査所見で75歳以上に特に心電図, 肺機能, 腎機能低下または異常を示す症例が多かった.3) 術後合併症発生率は, 70~74歳群で10.3%, 75歳以上群で14.9%で, 死亡率はそれぞれ, 6.0%, 8.5%で, 肺合併症々例に死亡率が高かった.4) 治癒切除率は70~74歳群が50.0%, 75歳以上群で31.9%であったが, 治癒切除では予後が期待出来ることから, 肉体的, 精神的条件が許すならば, R2郭清をめざした根治的手術を行うことが望ましい.
Databáze: OpenAIRE