Quantitative Analysis of Copper Sulfides by Voltammetry Using a Strongly Alkaline Solution
Autor: | Toshiyuki Osakai, Shigeyoshi Nakayama, Takenori Notoya, Tokiko Kaji |
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Rok vydání: | 2008 |
Předmět: | |
Zdroj: | Zairyo-to-Kankyo. 57:327-333 |
ISSN: | 1881-9664 0917-0480 |
DOI: | 10.3323/jcorr.57.327 |
Popis: | 銅酸化物(Cu2O,CuO)の状態分析法として開発した高アルカリ液を用いるボルタンメトリーにより,銅硫化物(Cu2S,CuS)も併せて定量できるかどうか検討した.Cu2Sの還元ピークは銅酸化物のピークと分離して,Cu2Oよりもやや高電位側に現れた.またCuSは,1段階でCuまで還元するCuOとは異なり,Cu2Sを経由して2段階で還元した.硫化処理した銅板を対象としたICP-OESによる硫黄の定量結果に基づき,本法によりCu2Sを定量できることを確認した.またS2-イオンを含む高アルカリ液中で銅板の酸化還元挙動を調べることで,銅板表面にCu2Sが存在するか否かを,Cu2Sの生成ピークの有無によって推測可能であることが分かった.本法を適用すると,銅板表面の数nmレベルのCu2Sを評価可能であり,併せて,Cu2Sよりもわずかに高電位側に出現する還元ピークからCu9S5も評価できることが分かった. |
Databáze: | OpenAIRE |
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