A CASE OF RUPTURE OF THE INFRARENAL ABDOMINAL AORTA PROBABLY CAUSED BY PENETRATING ATHEROSCLEROTIC ULCER

Autor: Satoshi Kamiya, Yutaka Kuroyanagi, Hideaki Suzuki, Hitoshi Kubota
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 65:2881-2884
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: Penetrating atherosclerotic ulcer (PAU)によると考えられる腎動脈下腹部大動脈の破裂症例を経験した.症例は68歳男性.腹痛を主訴に来院しCT検査中にショック状態となった.造影CTにてほぼ正常径の腹部大動脈に接して巨大な後腹膜血腫を認めた.血腫は大動脈と交通し造影剤の流入を認め,大動脈破裂と診断し緊急手術を施行した.術中,腎動脈下大動脈左側に直径約1.5cmの破裂孔を認めた.近傍の大動脈に拡張変化は認めなかった.人工血管置換術を施行したが術後2日目に循環不全にて失った.病理組織は得られていないがCTおよび術中の肉眼所見よりPAUが原因と考えられる大動脈破裂と診断した.
Databáze: OpenAIRE