Evaluation of 308-nm Excimer Light Therapy for the Treatment of Palmoplantar Pustular Psoriasis

Autor: Shiori Kato, Takahito Chiba, Masutaka Furue, Gaku Tsuji, Akiko Satomura, Chikage Mitoma, Masakazu Takahara, Satoshi Takeuchi, Yoichi Moroi
Rok vydání: 2012
Předmět:
Zdroj: Nishi Nihon Hifuka. 74:64-67
ISSN: 1880-4047
0386-9784
Popis: 今回,我々は,掌蹠膿疱症患者に対して,ターゲット型エキシマライト光線療法機器を用いて治療を行い,その有効性と安全性を検討したので報告する。セラビーム®UV308は,ターゲット型エキシマライト光線療法機器であり,308nmを作用波長とし,不要な短波長をフィルターでカットしているという特徴を有する。今回,我々は8例の掌蹠膿疱症患者に対して,週1回の頻度で,計16回,セラビーム®UV308を照射し,その有効性について検討した。Palmoplantar Pustular Psoriasis Area and Severity Index (PPPASI)スコアを用いて4週ごとに皮疹の状態を評価した。その結果,照射開始前のPPPASIスコアは10.8であったが,治療開始4週後には8.7,8週後には6.5(p<0.05),12週後には4.6(p<0.01),16週時には4.2(p<0.01)と有意に改善が認められた。1回最終照射量は,平均1100±334mJ/cm2,全照射量は平均12.4±4.2J/cm2であった。重篤な副作用は認められなかった。以上の結果から,本治療は,掌蹠膿疱症に対して有効であることが示された。
Databáze: OpenAIRE