Language Performance after Cochlear Implant in a Deaf Child with Deaf Parents

Autor: Keiko Tsukamura, Shoichiro Fukuda
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: The Japan Journal of Logopedics and Phoniatrics. 47:208-212
ISSN: 1884-3646
0030-2813
DOI: 10.5112/jjlp.47.208
Popis: 人工内耳は重度難聴児の補聴手段として重要な位置を占めるようになり言語発達が良好な症例も多く見られるようになった.しかし, 両親が聴覚障害をもつ場合は, 養育環境として視覚手段が重要であり, また人工内耳の受け入れに両親が慎重であることから, 人工内耳が補聴手段として選択される例は非常に少ない.今回, 1歳11ヵ月時に人工内耳埋め込み術を受けた両親聴覚障害の重度難聴児1例について3歳9ヵ月までの発達を検討した.難聴発見時より両親は手話と聴覚口話を使用し, 本症例の母親を育てた経験がある健聴の祖母とおばの協力により音声言語が補償された環境で療育された結果, 術前本症例の音声言語の発達は視覚言語に多少遅れる形であったが, おおむね順調であった.本症例は音入れ後, 聴取能力の獲得, 構音の獲得, 語彙の増加, 構文の発達すべての面で順調な発達を遂げた.
Databáze: OpenAIRE