Cytologic features of salivary duct carcinoma. The significance of androgen receptor immunostaining
Autor: | Eiji Ohara, Toshiaki Moriki, Miho Ichien, Shousuke Ueta, Tamotsu Takahashi, Hiroaki Nakatani, Miko Mitani |
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Rok vydání: | 2001 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Journal of the Japanese Society of Clinical Cytology. 40:244-248 |
ISSN: | 1882-7233 0387-1193 |
DOI: | 10.5795/jjscc.40.244 |
Popis: | 目的:唾液腺導管癌 (SDC) の細胞像の特徴を明らかにし, 併せてAndrogen receptor (AR) の免疫染色の有用性について検討した.方法:SDC4例の穿刺吸引細胞診と捺印細胞標本を用いてその特徴的な細胞像を検討した. さらにARの免疫染色を組織標本と捺印細胞標本で行い, 他の唾液腺腫瘍21例と比較検討した.成績:細胞所見は一見して悪性と診断できるもので, 壊死を伴い腫瘍細胞がシート状から重積性を示す集塊あるいは孤在性に出現し, 箭状構造がみられた. 多稜形, 紡錘形, 円柱状から立方状と多彩な細胞がみられ, 細胞質は豊富で顆粒状のものが多く, 空胞を有するものも認められた. 核はクロマチンに富み, 類円形から卵円形で大小不同がみられ, 大型の核小体も認められた. さらに免疫染色ではSDCがAR陽性であったのに対し, 他の唾液腺腫瘍すべてがAR陰性であった.結論:壊死性背景と飾状構造, 細胞質内空胞はSDCの診断に重要な所見と思われた. AR発現はSDCに特異的であり, 免疫染色による検索は細胞診断に有用と考えられた. |
Databáze: | OpenAIRE |
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