Good Outcome of Salvage Operation for Stage IV Lung Cancer Following Gefitinib Administration and Thoracic Spine Metastasectomy
Autor: | Takashi Inoue, Makio Hayama, Yoshiki Ishii, Masayuki Chida, Satoru Kobayashi, Masaaki Miyoshi |
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Rok vydání: | 2012 |
Předmět: | |
Zdroj: | Haigan. 52:32-38 |
ISSN: | 1348-9992 0386-9628 |
Popis: | 背景.進行・再発肺癌に対する薬物治療法としてEGFR遺伝子変異陽性例についてはゲフィチニブの使用が推奨されているが,いずれ獲得耐性化することが多い.症例.65歳,女性.背部痛を主訴に受診.胸椎腫瘍を認め可及的切除術を施行された.胸部CTでは左下葉に結節影を認めた.病理組織所見から肺腺癌の胸椎転移と診断された(cT1N0M1,c-stage IV).CBDCA+PTX 2コース施行後,ゲフィチニブを導入,肺腫瘍の縮小が得られたが6年のあいだに腫瘍は緩徐ながら再増大傾向を示した.気管支鏡下肺生検を施行し腺癌が検出され,EGFR遺伝子検査にてT790M耐性遺伝子を認めた.遠隔転移巣は制御されている一方,原発巣がゲフィチニブ耐性化したものと判断し左下葉切除術を施行した.術後1年8か月現在無再発生存中である.結論.胸椎転移巣の手術後,ゲフィチニブにより長期制御が得られたが耐性獲得化したため,サルベージ手術を施行し良好な結果を得たIV期肺癌の1例を経験した.獲得耐性部位が原発巣のみに限局している場合には,IV期進行肺癌であっても外科療法を考慮すべき余地があると考える. |
Databáze: | OpenAIRE |
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