A Case of Peripheral Squamous Cell Carcinoma Showing Multiple Nodular Shadows on Chest Computed Tomography with Tumor Extension Along the Airway

Autor: Tetsuo Noguchi, Hironobu Sunadome, Yasuji Terada, Tomoya Kono, Takashi Hanatani, Chisato Matsui
Rok vydání: 2011
Předmět:
Zdroj: Haigan. 51:707-711
ISSN: 1348-9992
0386-9628
Popis: 背景.肺扁平上皮癌は,画像上腫瘤状陰影を呈することが多いが,今回我々は,気道内進展により肺内転移を伴わずに多発結節影が認められた肺野型扁平上皮癌の症例を経験したので報告する.症例.81歳男性.健康診断で胸部異常陰影を指摘されて当科を受診した.CTでは右S2aに限局した複数の小結節影を認めた.まず感染症が疑われたが,喀痰検査などで有意な病原微生物は認められなかった.一方,喀痰細胞診で扁平上皮癌を認めた.咽頭癌や喉頭癌の所見はなく,肺内転移を伴う肺扁平上皮癌と考えて手術を行ったところ,結節影を呈したのは気道腔内に沿って連続的に進展する腫瘍であったことが病理結果で判明した.結論.非典型的なCT所見を呈した肺野型扁平上皮癌を経験した.画像上,多発小結節影を呈していても,悪性疾患を考慮する必要がある.
Databáze: OpenAIRE