APPROACH OF THE YAMANASHI PREFECTURAL JOINT COMMITTEE OF BLOOD TRANSFUSION THERAPY, I&A COMMITTEE AND THE SIGNIFICANCE OF INSPECTIONS OF TRANSFUSION MEDICINE OF SMALL- AND MEDIUM-SIZED HOSPITALS
Autor: | Yuko Nakajima, Sumie Asakawa, Kaoru Miyazaki, Taichi Ichikawa, Miyoko Ono, Saeko Komiyama, Tatsuyuki Tsukahara, Hiroshi Nakamura, Noriaki Iwao, Hideko Hiraoka |
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Rok vydání: | 2012 |
Předmět: | |
Zdroj: | Japanese Journal of Transfusion and Cell Therapy. 58:42-48 |
ISSN: | 1883-0625 1881-3011 |
DOI: | 10.3925/jjtc.58.42 |
Popis: | 山梨県では平成18年から山梨県合同輸血療法委員会I&A委員会による輸血医療の点検視察が開始された.施設の自発的受審ではなく県が視察病院を指定して,10施設の中小規模病院に対して点検視察が実施された.点検視察の結果「改善すべき」と指摘された事項は輸血検査や輸血用血液製剤の管理に関する項目が多く,「改善が望ましい」と指摘された事項は輸血管理体制や製剤の保管管理に関する項目が多かった.点検視察の指摘事項に関する改善状況のアンケート調査の結果では病院間で改善状況に差があることが示され,改善が進まない背景には輸血責任医師が兼任で実質的に不在であることや検査技師の人員不足等の問題があると考えられた.I&A活動の目的は輸血実施手順や輸血管理体制の標準化により病院の規模に関係なく安全で適正な輸血が実施されることである.山梨県I&A委員会の継続的な取り組みによって県内の中小規模病院の問題点の改善と輸血医療の向上を目指し,将来的には中小規模病院の学会I&A受審につなげたいと考える. |
Databáze: | OpenAIRE |
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