A Case of Meningeal Carcinomatosis from Pancreatic Cancer during Chemotherapy using Gemicitabine

Autor: Tomoki Fukuoka, Yoshikazu Yagi, Tsuyoshi Sato, Masashi Hirota, Kiichiro Okamoto, Yasuaki Nishimura, Tohru Ichihara, Shigekazu Nakatsugawa
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 39:1683-1688
ISSN: 1348-9372
0386-9768
Popis: 症例は64歳の男性で, 糖尿病にて近医通院中に, 2003年12月頃より左季肋部痛出現し, 2004年1月初旬に当院を受診した. 腹部USで膵体部に長径4cm大の腫瘍を認めた. CEA7.4ng/ml, CA19-9 517U/mlと高値で, ERPにて膵体部で途絶像あり. 腹部CTおよび腹部血管造影検査の結果, 動脈系浸潤・門脈系浸潤があり, 切除不能膵体部癌と診断した. 2月初旬よりGemcitabine1.2g/body (週1回, 3週連続投与・1週休薬) による化学療法を開始した. 腫瘍マーカーは4月には正常値になり, 腹部CTでも局所制御は良好であったが, 4月初旬の夜間より発熱, 嘔吐, 頭痛が出現した. 頭部MRIで脳内へ浸潤様に変化した髄膜癌腫症と診断した. 他臓器への転移はなかったため, 髄膜癌腫症に対して放射線治療を行った. その間のGemcitabineは減量し使用した. 2005年12月現在, 生存中で化学療法を継続している.
Databáze: OpenAIRE