Pharmacokinetics of fleroxacin in hemodialysis patients

Autor: Masaaki Machida, Mitsuru Yoshimoto, Kenjiro Momo, Hiroshi Tanaka, Tetsushi Omachi, Hisao Kusajima, Takahiro Fujii, Nobuaki Kawai
Rok vydání: 1998
Předmět:
Zdroj: Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 31:1279-1283
ISSN: 1883-082X
1340-3451
DOI: 10.4009/jsdt.31.1279
Popis: ニューキノロン系抗菌薬であるfleroxacin (FLRX) の体内動態を, 5例の維持血液透析患者において検討した. 本剤100mgを単回服用後, 血清中未変化体は2.4時間でピーク濃度1.87μg/mlに達した. 血中半減期は非透析時31.9時間, 透析時6.62時間であり, 透析クリアランスは69-74ml/分と健常人における腎クリアランスに匹敵し, 4時間の透析による薬物の除去率は28%であった. 今回の成績から, 血液透析患者の非透析時の血中半減期が著明に延長し, 健常人の約3倍に達することおよび本剤が充分な透析性を有することが示唆された. また, 単回投与の結果から反復投与時の血清中濃度をシミュレートすると, 週3回の血液透析を施行する場合, FLRX 100mgを1日1回投与する方法が至適投与方法と考えられた.
Databáze: OpenAIRE