A Roentgenographic Cephalometric Study on Vertical Dimension

Autor: Toshimi Uchida
Rok vydání: 1978
Předmět:
Zdroj: THE JOURNAL OF THE STOMATOLOGICAL SOCIETY,JAPAN. 45:669-681
ISSN: 1884-5185
0300-9149
DOI: 10.5357/koubyou.45.669
Popis: 著者は頭部X線規格写真計測法により, 有歯顎者における若年より老齢に達するまでの咬合高径の推移を知るために20歳代, 40歳代, 50歳代, 60歳代の有歯顎者の咬合高径を調査した。また予後良好な全部床義歯装着者の咬合高径と同年代の有歯顎者の咬合高径がどのような関係にあるかを知るために, 両者を比較検討し, 次のような知見を得た。(1) 男性において咬合高径は20歳代より50歳代まで徐々に増加する傾向を示し, 50歳代を過ぎても減少は見られなかった。(2) 女性において咬合高径は20歳代より40歳代までは著明に増加する傾向を示したが, 40歳代より50歳代においてはほとんど変化せず50歳代より60歳代では減少傾向を示した。(3) 全部床義歯装着者の咬合高径は同年代の有歯顎者の咬合高径と比較して明らかに低い値を示した。
Databáze: OpenAIRE