Program 'BFM' for Automated Building of Farm Planning Models

Autor: Oishi Wataru
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Agricultural Information Research. 17:50-59
ISSN: 1881-5219
0916-9482
DOI: 10.3173/air.17.50
Popis: 農家の営農計画や地域の営農類型の作成,農業技術の経営的評価等に活用されている線形計画法の最適解を求めるパソコン用のプログラムは市販品やフリーウェアなどで多く提供されており,線形計画法に適合した営農計画モデルを作成すれば,容易にその最適解を求めて活用目的を達成することができる.営農計画モデルの作成には,経営条件や営農技術をモデル化する手法が必要であるが,手法に関する専門的な知識習得がなくても線形計画法を利用できるようするには,営農計画モデルの作成を自動化するプログラムを提供することが効果的である.本稿で報告するプログラムBFMは,この方策のために開発されたが,その特徴として,営農計画モデルに組み込む営農条件の設定項目が必要最小限であること,経営指標の登録・修正等の編集がしやすいこと,複数の地目が扱えて様々な営農計画モデルに対応できること等があげられる.総じて,短期間で使い方が習得できるので,農家の営農計画や地域の営農類型の作成などに,手軽に線形計画法を活用するのに役立つプログラムである.
Databáze: OpenAIRE