A case of carcinosarcoma arising in the common bile duct

Autor: Yasunori Murakami, Toshiharu Ida, Masashi Yoshida, Kou Iizuka, Takahiro Serizawa
Rok vydání: 2001
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 62:777-780
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は60歳,女性.全身の皮膚掻痒を主訴に入院した.諸検査の結果,中部胆管に約40mmの隆起性病変を認めた.胆肝転移や周囲のリンパ節転移を認めなかった.中部胆管癌診断のもと膵頭十二指腸切除術を施行した.術後の病理診断から, HE染色では,癌様の腺管の構造部位と肉腫様の紡錘系細胞がそれを取り巻いている像がみられ,癌肉腫という診断となった.しかし,術後118日に全身状態が急激に悪化して死亡された. 総胆管癌原発の癌肉腫の本邦報告例が,検索可能例で過去4例しかなくきわめて稀な疾患であった.
Databáze: OpenAIRE