Synchronous Double Cancer of the Stomach and Colon Occurring in a Dermatomyositis Patient: A Case Report

Autor: Yasuo Shima, Junichi Ichikawa, Tadashi Horimi, Tadanori Ishikawa, Mitsuya Ito, Takahiro Okabayashi, Yuichi Shibuya, Tatsuhiro Ishii, Madoka Hamada, Yutaka Nishioka
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 36:1178-1182
ISSN: 1348-9372
0386-9768
Popis: 早期胃癌, 大腸癌同時性重複癌を合併した皮膚筋炎と診断された興味ある1例を経験した. 症例は72歳の男性. 平成11年6月頃より顔面~頸胸部を中心とする落屑を伴う紅斑が出現した. 同年9月検診目的の胃内視鏡検査にて胃体上部に1型胃癌を指摘された. CPK 394 IU/L, LDH 686 IU/Lであったが, 術前皮膚生検では皮膚筋炎の確診は得られなかった. 同年10月8日開腹術施行し, 術中腹腔内検索にて発見された横行結腸癌とともに切除した. 術後3日目には上半身の紅斑, 掻痒感ともに消失したが, 術後約1か月目より自力歩行困難となるほどの筋力低下を来した. ミオグロビン-S 454 ng/mlであり, 筋生検, 筋電図, 臨床経過から皮膚筋炎と診断した. 12月25日よりプレドニン50mg/dayで内服を開始したところ, 内服後3日目より自力歩行も容易となり筋力は著しく改善した.
Databáze: OpenAIRE