Thyroid Function after Hemithyroidectomy in Thyroid Cancer

Autor: Yasutoshi Hosomi, Naoko Kawanishi, Masatsune Yui, Kazuo Makimoto, Yasuhiko Nakamoto, Junji Konishi, Akira Tamada, Hiroshi Iwasaki, Hiroaki Sato, Yoshinobu Hirono, Yasuhiro Iida, Keno Endo, Shunji Takeuchi, Mitsuharu Nonomura, Hideaki Tsuruhara
Rok vydání: 1983
Předmět:
Zdroj: Practica Oto-Rhino-Laryngologica. 76:818-830
ISSN: 1884-4545
0032-6313
DOI: 10.5631/jibirin.76.2special_818
Popis: 1. 甲状腺半切除術施行後, T4には大きな変動はみられなかったが, T3は術後1日目より3日まで有意に低下し, γT3は逆に上昇した. これは一過性のもので, 7日以内に回復する傾向がみられた. 原因は, T4からT3への転換が阻害され, γT3への転換が活性化されたためと考えられる.2. 術後, 甲総腺機能の推移を観察する場合, 手術のストレスなどで変動しやすいT3より, T4, TSHの測定の方が適している.3. 甲状腺半切除例においては, 術後の永続的な甲状腺機能低下はなかった.4. 分化型甲状腺癌で手術的根活性が得られ, かつ機能正常の場合, 我々は, 術後のTSH抑制療法は行なっていない. この正当性については, 今後, 更に長期的な予後調査によって検討すべきと考えている.
Databáze: OpenAIRE