Autor: |
Takahiro Konda, Hossain Md. Shahin, Teruo Nakai |
Rok vydání: |
2009 |
Předmět: |
|
Zdroj: |
Doboku Gakkai Ronbunshuu C. 65:213-225 |
ISSN: |
1880-604X |
Popis: |
土留め設計は,土留め壁を梁に,周辺地盤や切梁をばねに置換してモデル化したフレーム解析によって設計される場合が多い.しかし,軟弱粘土が厚く堆積した開削現場において,実測された土留め壁変位量が設計値を上回るケースが多く報告されている.ここでは,地盤材料の力学特性を適切に表現できる構成モデルを用い,実現場の施工過程を忠実に再現した弾塑性有限要素解析を実施し,土留め壁や周辺地盤の変形に関する解析結果を実測値やフレーム解析による設計値と比較・検討した.その結果,弾塑性有限要素解析は,土留め壁および背面地盤の変形挙動や切梁軸力の変動など,土留め掘削時の地盤の応力・変形挙動を同一観点から適切に再現できることを示し,実現場への弾塑性有限要素解析の適用が有効であることがわかった. |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
|