A CASE OF GOBLET CELL CARCINOID OF THE APPENDIX PERFORMED A LAPAROSCOPIC APPENDECTOMY

Autor: Atsunori Nitta, Katsunobu Sakurai, Satoru Takemura, Kazuhiro Takeuchi, Takaaki Chikugo, Hitoshi Teraoka
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 67:1053-1056
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は70歳の女性,右下腹部痛を主訴に当院を受診した.諸検査の結果,急性虫垂炎と診断し,腹腔鏡下虫垂切除術を施行した.術後病理学的検査にて虫垂杯細胞カルチノイドと診断された.腫瘍細胞の固有筋層への浸潤を認めたため,初回手術後43日目に腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行した.追加切除標本に腫瘍細胞の遺残は認めなかった.術後約3年経過した現在も再発の徴候は認めていない.杯細胞カルチノイドは稀な腫瘍で,腺癌と同様な悪性度を示し予後が悪いとされ,治療法,予後に関する一定の見解は定まっていない.本腫瘍に対し腹腔鏡下に手術を施行した報告例は少なく,貴重な症例であると考えられたので若干の文献的考察を加えて報告する.
Databáze: OpenAIRE