Compression experiments of high-density snow I-Plastic-type and destructive-type deformations
Autor: | Norikazu Maeno, Masatoshi Ueda, Masahiko Arakawa |
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Rok vydání: | 2006 |
Předmět: | |
Zdroj: | Journal of the Japanese Society of Snow and Ice. 68:123-130 |
ISSN: | 1883-6267 0373-1006 |
DOI: | 10.5331/seppyo.68.123 |
Popis: | 機械的最密充填密度以上の雪を高密度雪と定義し,貫入圧縮実験を行ったところ,低密度雪の圧縮変形と同じように塑性型変形及び破壊型変形が確認された.塑性型変形の場合,応力と歪速度の関係は,自然積雪の圧密のように線型,すなわちニュートン粘性流体的ではなく,べき乗則に従った.したがって,高密度雪圧縮時の塑性型変形では,低密度雪の時のような,単なる粒子の再配列だけでなく,氷粒子自身の塑性変形や破壊の寄与が大きいと考えられる.塑性型変形から破壊型変形へ移行する限界速度は密度550,640,730kg/m3でそれぞれ,0.33~0.83mm/s,0.83~1.67mm/s,1.67~3.33mm/sの範囲に存在する.塑性型変形では歪速度は応力のべき乗に比例し,べき指数は密度の増加とともに大きくなり,氷の値3に近づく.破壊型変形の鋸歯の傾きから求めた弾性率は100MPa~1GPaで,速度及び密度の増加とともに大きくなる.破壊強度の値は0.2~8MPaで,密度の増加とともに大きくなる. |
Databáze: | OpenAIRE |
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