An Analysis of Incident Reporting in 1999 and 2004

Autor: Tadahiko Ishiyama, Kenichi Masui, Teruo Kumazawa
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: THE JOURNAL OF JAPAN SOCIETY FOR CLINICAL ANESTHESIA. 25:684-688
ISSN: 1349-9149
0285-4945
DOI: 10.2199/jjsca.25.684
Popis: 医療の安全を確保するため, インシデントレポートに報告された事象を検討し活用することの有用性が報告されている. 今回, 当科でインシデントの報告を始めた1999年の報告と, 2004年の報告について, その総数と内容を検討した. 1999年に比べて2004年は, 総数, 麻酔器に関連したインシデントは減少していた. しかし, 薬剤に関するものが増加していた. インシデントの総数の減少は, インシデントレポートによる情報共有や, インシデントへの対策が効果を発揮したものと考えられる. しかし, 麻酔器, 薬剤の安全確保は麻酔科医個人にほとんどすべてがゆだねられており, 今後もインシデントが繰り返される可能性が高く, さらなる対策が求められる.
Databáze: OpenAIRE