Aspiration of Barium Contrast Medium at Gastric Mass Survey. Investigation of Aspiration Cases Encountered in Upper Gastrointestinal Radiographic Contrast Study and its Prevention

Autor: Ruri Ohkuma, Ichiro Fujishima, Mikumo Uematsu, Aiko Mukai
Rok vydání: 2002
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine. 39:180-185
ISSN: 1880-778X
0034-351X
DOI: 10.2490/jjrm1963.39.180
Popis: 上部消化管造影検査施行中に発生したバリウム誤嚥について調査を行い,誤嚥への対策について検討した.7年半の間に検査を受けた262,888名を対象に,誤嚥発生率の推移や誤嚥が確認された118名のプロフィール等につき調査した.誤嚥者の年齢は30~94(平均65)歳.70歳以上では誤嚥発生率が70歳未満の約10倍となっており,高齢受診者への配慮が必要と思われた.また誤嚥発生率が平成11年度から12年度にかけて上昇しており,これは検査に使用するバリウム製剤の粘性が低下した時期と一致していた.誤嚥対策として,検査前に嚥下障害に関するスクリーニングを行うこと,使用するバリウム製剤の粘性を検討すること等が考えられた.
Databáze: OpenAIRE