Relationship between preoperative nutritional support and postoperative pulmonary complications following esophagectomy for carcinoma of the esophagus in elderly patients
Autor: | Terukazu Muto, Yoshito Kawashima, Kazuhiko Manabe, Akira Okawa, Haruhiko Makino, Nobuaki Sato, Akio Kusama, Youichi Matsubara, Hidenori Ueki |
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Rok vydání: | 1990 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 23:1972-1976 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
DOI: | 10.5833/jjgs.23.1972 |
Popis: | 高齢者食道癌手術の術後肺合併症発生に対する術前栄養管理の意義について検討した.術前の各種栄養指標, 筋力, 呼吸機能を測定し, 術後肺合併症発生との関係について, 70歳以上群 (高齢者群) 45例と70歳未満群106例に分け, retrospectiveに比較検討した.その結果, 70歳以上群では術前から70歳未満群に比べ栄養状態, 筋力, 呼吸機能が低下しており, 術後肺合併症の発生率は高かった. 栄養低下症例に術前栄養管理を行った時, 血清アルブミン値の低下と体重増加を同時に示す術前栄養管理反応不良例の発生率は, 70歳以上群で10例中7例であり, 70歳未満群の19例中12例と差はなかった. しかし, 術前栄養管理に対する反応不良例のうちで, 術後肺合併症は70歳以上群で57% (7例中4例) と70歳未満群の0% (12例中0例) に比べて明らかに高率に発生した. 今後はより効果的な術前栄養管理法の検討が必要であると思われた. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |