PROGNOSTIC FACTORS AFFECTING OUTCOME OF PALLIATIVE SURGERY FOR MALIGNANT BOWEL OBSTRUCTION IN ADVANCED GASTROENTEROLOGICAL CANCER PATIENTS

Autor: Mitsuyoshi Ohta, Hirofumi Morita, Etsuro Bando, Atsuyuki Maeda, Shigeki Yamaguchi, Katsuhiko Uesaka, Masayuki Ishii, Syunichi Osada
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 66:2651-2655
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.66.2651
Popis: 【目的】人工肛門造設あるいはバイパス手術を行った切除不能消化器癌による消化管閉塞(悪性消化管閉塞)症例を対象とし,手術により経口摂取が可能となったかを調査し,その成否を分ける要因に関して検討した.【方法】悪性消化管閉塞に対して人工肛門造設あるいはバイパス手術を行った60例を術後経口摂取の成否で2群に分類し,原疾患,狭窄部位,術中所見での腹水の有無,腹膜播種結節の有無,遠隔転移の有無,術式,術前化学療法の有無,術前の血清アルブミン値,術前パフォーマンス・ステータス各々の因子が経口摂取の成否に及ぼす影響を検討した.【結果】術後経口摂取が1カ月以上可能となった症例は34例であった.原疾患が膵癌,血清アルブミン値3.0g/dl以下および腹水の存在する場合に術後経口摂取状況は有意に不良であった.【結論】原疾患,腹水の存在,血清アルブミン値は,術後経口摂取の成否を推測する因子となる可能性がある.
Databáze: OpenAIRE