A Case of Endobronchial Plasmacytoma

Autor: Yuichi Ishikawa, Atsuya Karato, Shigehiro Tsuchiya, Makoto Nishio, Ken Nakagawa, Sakae Okumura
Rok vydání: 1999
Předmět:
Zdroj: Haigan. 39:153-157
ISSN: 1348-9992
0386-9628
Popis: 症例は50歳男性, 胸部X線写真にて左肺門部に異常陰影を指摘され, 当院受診.胸部X線写真及び胸部CTにて左B3b気管支内の腫瘍が疑われた.気管支鏡検査では, 左B3bを完全に閉塞する表面平滑光沢のあるポリープ状腫瘤を認めた.生検組織所見では粘膜内に異型のある形質細胞の浸潤が見られ, 細胞質内の免疫グロブリン軽鎖はx鎖であり, 形質細胞腫と診断した.多発性骨髄腫に関する全身検索の結果, 骨髄生検, 血清蛋白では異常を認めなかったが, 頭蓋骨にpunched-out lesionを認めた.気管支内腫瘍に対して放射線療法を施行し, 気管支内腫瘍は消失した.現在, 16ヵ月経過したが明らかな病状の増悪は認めていない.気管支内形質細胞腫は非常に稀であり, 若干の考察を加え報告した.
Databáze: OpenAIRE