Macroreentrant circuit of sustained ventricular tachycardia in postoperaive tetralogy of Fallot

Autor: Yoriko Kusano, Kazuyoshi Takahashi, Masaomi Chinushi, Yoshifusa Aizawa, Akira Shibata, Hitoshi Kitazawa, Hirohide Uchiyama, Naoki Naitoh, Takefumi Miyajima, Takashi Washizuka
Rok vydání: 1994
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Electrocardiology. 14:607-614
ISSN: 1884-2437
0285-1660
DOI: 10.5105/jse.14.607
Popis: 肺動脈弁直下から右室自由壁にかけた心筋切開の既往を有するファロー四徴症術後に発症した持続性心室頻拍 (VT) の興奮旋回路を詳細にマッピングし, 高周波力テーテル焼灼術の効果を検討した.電気生理学検査では右脚ブロック型と左脚ブロック型で同一周期長のVTが誘発された.いずれのVTもエントレインメント現象が認められ, 右室自由壁で分裂電位が記録された.右脚ブロック型VTの分裂電位の振幅は, 手術痕を境にカテーテルを僅かに移動すると大小変化し, 前半成分は搬痕の右房側, 後半成分は対側に由来する電位と解された.また頻回刺激時には, 前半成分が直接捕捉, 後半成分は緩徐伝導を介して捕捉された.マッピングにより心腔内電位の興奮旋回には, 手術痕周囲を時計周りに施回するマクロリエントリーが, また左脚ブロック型VTでは反時計回りのマクロリエントリーと考えられた.高周波力テーテル焼灼は肺動脈弁直下でマクロリエントリー路を横切るように行い, 本法によりVTが停止し, 以後誘発されなくなった.
Databáze: OpenAIRE