A clinicopathological analysis of the poorly differentiated adenocarcinoma of the stomach with special reference to their stroma

Autor: Toshinari Mura, Gizo Nakagawara, Takurou Uemura, Koichi Miwa, Itsuo Miyazaki, Yoshinori Kusajima, Hokaichi Katayama, Toshihiko Matsumoto, Yoshinobu Higashino, Shigehiro Tanaka, Kazuo Hirose, Jinichi Mukai
Rok vydání: 1987
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 20:849-855
ISSN: 1348-9372
0386-9768
Popis: 過去9年間に低分化腺癌と組織学的に診断された進行胃癌切除34例を, 癌実質と間質結合織の程度から, 髄様型 (12例), 中間型 (2例), 硬性型 (20例) に分け臨床病理学的に検討した.その結果, 硬性型では1, 従来の報告と同様に「未分化型癌」としての特徴が認められた.一方, 髄様型では, 高齢男性の胃下部・中部の限局型癌が多く, 非治癒因子や再発形式として肝転移がみられた.また, 表層に管状・乳頭腺癌の組織像の混在がみられ, INFα, INFβでps (-) 症例が多かった.中間型では髄様型と類似した所見を呈した.以上より, 髄様型の低分化腺癌は, 硬性型と異なる臨床病理学的特徴を有し, むしろ「分化型癌」に近い性格を有していると考えられた.
Databáze: OpenAIRE