A CASE OF IP TYPE EARLY SIGMOID COLON CANCER WITH LIVER METASTASIS
Autor: | Hiroki Kawaguchi, Yoshiaki Yamane, Osamu Kimura, Miki Mori, Soichiro Honjo |
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Rok vydání: | 2004 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 65:2164-2168 |
ISSN: | 1882-5133 1345-2843 |
DOI: | 10.3919/jjsa.65.2164 |
Popis: | 症例は59歳,男性.便潜血陽性のため精査を受け,肝転移を有するS状結腸癌が認められたため,当科紹介となった.腫瘍マーカーはCEA: 74.8ng/ml, CA19-9: 54U/mlと高値であり,大腸内視鏡検査でS状結腸に2cm大のIp型S状結腸癌が認められた. CTでは肝S6-7に6cm大の肝転移巣が認められ,同時性肝転移を有するIp型S状結腸癌と診断され, 2003年5月1日, S状結腸切除術,肝後区域切除術,胆嚢摘除術が施行された.切除標本では, S状結腸癌は21×15×8 (茎) mm大のIp型であり,病理組織学的所見では,先進部に中~低分化腺癌を有する高分化主体の腺癌で,深達度sm2, ly2, v1, n1 (+), H1, budding (+)であった.免疫組織学的染色では, p53陰性, Ki-67陽性であった.術後1ヵ月時,肝動注カテーテルを挿入し,以後,肝動注,全身化学療法を継続しており,術後11ヵ月の現在も再発の徴候はなく健在である. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |