Mineral Nutritional Status in Male Senior High School Distance Runners
Autor: | Hiroko Matsusaki, Shigeshi Kikunaga |
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Rok vydání: | 1999 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Nutrition and Dietetics. 57:81-90 |
ISSN: | 1883-7921 0021-5147 |
DOI: | 10.5264/eiyogakuzashi.57.81 |
Popis: | 高校生男子長距離ランナーのミネラルの栄養状態を, 4月(春), 8月(夏), 11月(秋)に行った食事調査から解析した。1) エネルギー, たんぱく質, 糖質の1日当たりの摂取量には調査時期による有意差を認めなかった。脂質の1日当たりの摂取量は, 8月で11月より高かったが, 4月と8月の間に差はなかった。PFC比は, 4月14:25:61%, 8月13:23:64%, 11月13:23:64%であった。体重(kg)当たりのたんぱく質の摂取量は, 4月2.2g, 8月2.3g, 11月1.9gであった。2) 食事からのミネラルの1日当たりの摂取量は, Ca 1,000~1,400mg, Mg 340~420mg, Zn 12~17mg, Fe 14~15mg, Cu 1.8~2.3mg, Na 5,000~6,000mg, K 3,700~4,100mgで, RDAより高かった。これらミネラルの主な給源は, 精白米, 牛乳, 鶏卵, 豆腐, ほうれんそう, 豚肉, 牛肉であった。3) 24時間尿中に排泄されたミネラルとその摂取量に対する割合は, Ca186~237mgで15~18%, Mg 68~145mgで16~42%, Zn462~1,872μgで0.4~15%, Fe 125~256μgで0.15~1.7%, Cu41~93μgで1.8~4.7%, Na2.8~4.9gで47~85%, K1.3~3.1gで34~80%であった。これらミネラルの摂取量と排泄量の間に有意な相関性はなかった。4) 尿中排泄ミネラルのクレアチニン比は, Ca, Mg, Na, Kで8月と11月でほぼ一致した値を示した。BMI比はクレアチニン比の67~74倍であった。5) 汗中ミネラルの構成率は, Ca2.6~4.8%, Mg 0.17~0.19%, Na67~84%, K11~29%であった。NaとKの合計値は95~97%であった。クレアチニン比が, 高校生男子長距離ランナーのミネラルの摂取量の適否を判断するための指標となり得る可能性が示唆された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |