Smoking as an Esophageal Cancer Risk

Autor: Yoshifumi Kise, Tadashi Hara, Takayuki Nishi, Hideo Shimada, Osamu Chino, Takahiro Kenmochi, Hiroyasu Makuuchi, Soichiro Yamamoto
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nihon Kikan Shokudoka Gakkai Kaiho. 56:394-401
ISSN: 0029-0645
DOI: 10.2468/jbes.56.394
Popis: 近年, 喫煙が健康に及ぼす被害に関して, 受動喫煙の問題なども注目され, 公共施設における禁煙や分煙活動が進んでいる。癌をはじめ, 呼吸器疾患, 循環器疾患また脳血管疾患などが喫煙と関与していることは, 周知の事実である。特に喫煙と発癌に関しては, 多くの疫学的調査や研究がなされており, 肺癌はその代表的疾患としてあげられる。喫煙はその他, 消化器疾患に及ぼす影響も多大であり, 良性疾患から悪性疾患では食道癌の発生がよく知られている。食道癌の危険因子としては, 高齢の男性であることや飲酒なども関与し, これらは特に重要な危険因子と考えられている。さらに喫煙と飲酒の両者は相互作用により相乗的により高い危険因子となっている。タバコ煙には多くの発癌物質が含まれており, アルコールに溶けると食道粘膜を傷害しやすくなるとされている。また, 飲酒に関しては, 肝臓での代謝によるアセトアルデヒドの細胞傷害性や, これら代謝酵素の遺伝子多型と食道癌発生の関連についても明らかにされている。
Databáze: OpenAIRE