Properties of Commercially Available Margarine and Butter on the Market in France and Spain

Autor: Akira Baba, Takenori Maruyama, Hiromu Kanematsu, Masatake Kohiyama, Isao Niiya
Rok vydání: 1993
Předmět:
Zdroj: NIPPON SHOKUHIN KOGYO GAKKAISHI. 40:661-673
ISSN: 0029-0394
DOI: 10.3136/nskkk1962.40.661
Popis: フランス及びスペインの市販されているマーガリン類の品質特性を調査した.フランスでは,マーガリンの油分は80%以上であった.水分は16%以上でありFAO/WHOによる国際規格の基準(油分:80%以上,水分:16%以下)からはずれていた.スペインではマーガリンの油分は11試料中7試料が80%未満,水分はいずれの試料も17%以上で, FAO/WHOの基準に合致しないものが多かった,低脂肪製品は,フランスでは油分が約45%と約60%の2タイプがあり,スペインでは低脂肪のものがほとんど市販されていなかった.マーガリン及び低脂肪スプレッドのビタミン類は,フランスではビタミンAが強化されていたのは1試料にすぎず, D3も強化されてはいなかった.スペインではビタミンA及びD3が大部分の試料に強化されていた.保存料は,フランスではバターを除くほとんどの試料からソルビン酸が検出された.スペインではバターを除く約半数の試料からソルビン酸が, 4試料から安息香酸が検出された.抗酸化剤はスペインの6試料からBHAが, 3試料からBHTが,そして1試料から没食子酸ドデシルが検出された.フランスのものからはこれらは検出されなかった.マーガリン及び低脂肪スプレッドの高リノールタイプに含まれるCl8:2はフランス及びスペインでそれぞれ46.9~50.1%及び36.0~42.2%であった.高リノールタイプ以外のマーガリンではSFCの温度依存性はフランス及びスペイン両国とも類似していた.
Databáze: OpenAIRE