A case of endoscopic surgery in an octogenarian for large esophageal hernia oppressing the lung and heart

Autor: Miyuki Kohno, Masaaki Kanno, Hiroo Shikata, Junichi Matsubara
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Japanese Associtation for Chest Surgery. 22:649-653
ISSN: 1881-4158
0919-0945
DOI: 10.2995/jacsurg.22.649
Popis: 86歳の女性.動悸と胸部圧迫感と発熱,咳嗽があり食道裂孔ヘルニアに起因する症状と診断され当科に紹介入院となった.胸部X線写真で縦隔に拡大した胃泡と水平面を示す胃液の存在を認めた.巨大な食道裂孔ヘルニア(voluminous hiatus hernia)とバリウム検査で判明した.高齢であり腹腔鏡下手術を選択し,胸腔へ脱出していた横行結腸の一部,全胃,食道胃接合部を腹腔内へ整復し,Modified Nissen fundoplicationの手術を行った.術後4日目に食事開始して10日目に合併症もなく退院した.2年後他疾患での死亡まで再発は認めなかった.呼吸器外科医にとって横隔膜ヘルニア,横隔膜弛緩症,外傷性横隔膜ヘルニアなどに時々遭遇することがあり食道裂孔ヘルニアに通じておくことは重要と考える.
Databáze: OpenAIRE