A case of acute hepatitis B associated with hemolytic anemia

Autor: Toshio Kitada, Koichi Nakayama, Yasuhiko Uchida, Seigo Sakaguchi, Kuniaki Takenaka, Makoto Okumura
Rok vydání: 1989
Předmět:
Zdroj: Kanzo. 30:673-677
ISSN: 1881-3593
0451-4203
DOI: 10.2957/kanzo.30.673
Popis: 19歳の女性で黄疸,全身倦怠感を主訴として受診し,トランスアミナーゼの上昇とHBs抗原およびIgM HBc抗体陽性によりB型急性肝炎と診断した.入院後,ベッド上安静にて経過は順調であった.HBs抗原は第27病日には陰性化し,HBs抗体は陽性化した.第37病日後,突然ヘモグロビン5.6g/dlとなり,網状赤血球の著増,LDH高値,ハプトグロビンの著減,骨髄の赤芽球過形成などからB型急性肝炎に溶血性貧血を合併したものと診断した.ステロイド投与や輸血は行わず,経過観察のみで貧血,肝障害ともに順調に改善した.B型急性肝炎に伴う溶血性貧血例は散見されるが,経過観察のみで軽快した症例を経験したので報告した.
Databáze: OpenAIRE