A case of severe acute liver damage due to thinner sniffing

Autor:	Hajime Nawata, Akira Tanaka, Shigeru Saicamoto, Hiroshi Ibayashi, Kazuo Mimura, Kenichi Ninomiya, Yuji Tsuji, Takashi Sugimura
Rok vydání:	1990
Předmět:	Hepatology Sniffing business.industry Anesthesia Medicine Liver damage business
Zdroj:	Kanzo. 31:1343-1347
ISSN:	1881-3593 0451-4203
DOI:	10.2957/kanzo.31.1343
Popis:	シンナー常用者に発症した重症急性肝障害の1例を経験したので報告する.症例は16歳男性で,輸血歴・飲酒歴・薬物乱用歴はない.平成元年4月頃よりシンナーの吸入を始めていたが,同年6月吸入した直後より悪心・嘔吐・発熱を来して来院.入院時,比較的重症の肝障害を認めたが,各種ウイルスマーカーは陰性であった.経過は良好で,約3週間後には肝機能は正常化した.腹部超音波検査にて肝腎コントラストの増強がみられたが,肝機能の正常化とともに改善した.尿中より馬尿酸及びメチル馬尿酸を検出し,吸入したシンナーの主成分はトルエンであると推定された.第18病日に施行した肝生検では,小葉中心性の壊死及び出血が特徴的で,門脈域には著変を認め得なかった.有機溶剤により重篤な肝障害を来した報告は稀であり,興味ある症例と考え報告した.
Databáze:	OpenAIRE
Externí odkaz:	https://explore.openaire.eu/search/publication?articleId=doi_________::3c460627ee4d4d0ed01e2132943789c9 https://doi.org/10.2957/kanzo.31.1343 Zobrazit plný text záznamu