A CASE OF DIAPHRAGMATIC HERNIA INCARCERATION AFTER RADIO FREQUENCY ABLATION FOR HCC

Autor: Shuichi Kino, Takumi Saitou, Hiromi Kotani, Makoto Shirota, Masamichi Murakami, Hidetaka Ebata
Rok vydání: 2007
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 68:2991-2996
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は65歳の男性. 2004年12月, 当科にてHCCに対する胸腔鏡下ラジオ波焼灼術の既往あり. 2005年12月, 腹痛・嘔気を主訴に当院再受診しイレウスの診断により入院となる. 当初保存的に治療するも第3病日から急激にショック症状を呈し, 絞扼性イレウスの診断により緊急手術施行. ラジオ波による焼灼部直上の横隔膜に非生理的な裂孔が存在し, 小腸が嵌頓・壊死に陥っていた. 壊死小腸の切除および横隔膜裂孔の閉鎖を行ったが術後3日目に多臓器不全により死亡した. HCCに対する経横隔膜的ラジオ波焼灼術は近年その適応を拡げているが, 術後のフォローアップにあたっては横隔膜ヘルニアは念頭に置くべき合併症のひとつと考えられた.
Databáze: OpenAIRE