Effects of alteration of management to forest floor vegetation and environment of secondary coppice forests in urban areas, Tokyo II. Relation between the forest management methods and light, temperature or the soil conditions
Autor: | Kazushi Arai, Haruko Kuno, Daisuke Hosogi, Kenji Fukada |
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Rok vydání: | 2001 |
Předmět: | |
Zdroj: | Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology. 27:20-25 |
ISSN: | 1884-3670 0916-7439 |
DOI: | 10.7211/jjsrt.27.20 |
Popis: | 都市化による環境悪化が激しくなるにつれて, 都市近郊林は多様な効用機能を保持するための管理手法が求められている。そこで, 都市近郊二次林において管理の有無が環境条件 (光, 温湿度, 土壌など) にどのような影響を及ぼしているかについて研究を行った。管理された冬期の下刈りなどによって, 林床への光の透過量が高まったが, 晴天日の林内気温は昼間, 管理の有無に関わらず同様な値であった。しかし, 夜間は長期間放置された林の気温が管理された林や短期の放置林よりも低い値であった。地温は長期間放置された林で一日中低い値であった。土壌の硬度, 体積含水率は管理された林の方が放置林より高い値であり, 孔隙率は低かった。長期間の放置林ではこれらの値は短期の放置林よりも大きく変化した。以上のことから, 冬期における林床の下刈りや落ち葉掻きなどの管理は, 林床への光の透過による種の多様性や景観を維持し, 微気象や土壌に影響を与えていることが示唆された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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