REPORT OF FOUR CASES OF RUPTURE OF THE SMALL INTESTINE IN AUTOMOBILE DRIVERS WITH SEATBELT

Autor: Renta Katsui, Yasuyuki Urizono, Naoto Ueyama
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 66:1634-1638
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.66.1634
Popis: シートベルトは,頭部,胸部の重篤な外傷を予防するために必要であるが,シートベルトによる腹腔内臓器損傷の報告も増加している.今回,シートベルトに起因すると思われた小腸損傷の4症例を経験したので報告する.男性3例,女性1例で,全例,トラック,乗用車および軽四自動車の運転者であった. 3症例は搬入時には,腹膜刺激症状がはっきりせず,画像検査上も異常は認めなかった.治療は手術により,小腸部分切除か損傷部の縫合閉鎖を施行し,術後の経過は順調であった. 腹部をハンドルなどで直接打撲していない場合においてもシートベルト痕を認めれば,時間の経過とともに消化管損傷による腹膜刺激症状や画像所見での異常がはっきりしてくるので,慎重に観察することが重要であると考える.
Databáze: OpenAIRE