A Rare Case of Spinal Motor Paralysis Derived from Herpes Zoster

Autor: Kensei Nagata, Yohei Natsuaki, Fumitake Ono, Takanobu Abe, Yukiko Miyazaki, Michihiro Katouda
Rok vydání: 2009
Předmět:
Zdroj: Orthopedics & Traumatology. 58:464-468
ISSN: 1349-4333
0037-1033
DOI: 10.5035/nishiseisai.58.464
Popis: 我々は比較的まれとされている帯状疱疹後の右上肢運動神経麻痺を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.症例は76歳男性.帯状疱疹の診断にて皮膚科入院中右肩の挙上困難が持続するため整形外科紹介受診となる.頚椎疾患,肩腱板損傷の両面から精査行うも明らかな病変なく水泡の出現時期と部位,麻痺の部位が同一であったことから帯状疱疹由来の分節性神経麻痺と診断した.帯状疱疹は日常診療でもよくみられる疾患であるが知覚神経だけでなく運動神経にも障害を起こすということは整形外科領域ではあまり知られていない.帯状疱疹由来の分節性神経麻痺は保存的加療のみで予後は良好であり,この疾患の存在を広く周知して念頭に置いた上で,正しい病態の認識と誤った治療を行わないことが大切と考えられる.
Databáze: OpenAIRE